益子直美の経歴と魅力!バレー嫌いの過去から現在の活動まで解説

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益子直美の経歴と魅力!バレー嫌いの過去から現在の活動まで解説
画像は集英社より引用

かつて「下町のマコちゃん」として女子バレーボール界のアイドル的存在だった益子直美さん。

当時の身長や体重などのプロフィール情報はもちろん、現在の活動や彼女が放つ人間的な魅力について気になっている方も多いのではないでしょうか。

実は、華やかな経歴の裏にはバレーボールが嫌いだった過去や、夫との年の差婚、子供に関する不妊治療の経験、そして心房細動という病気など、多くのドラマがありました。

現在は「監督が怒ってはいけない大会」を主催するなど、スポーツ界の改革者としても注目を集めています。この記事では、そんな彼女の人生を深掘りしていきます。

  • 益子直美の現役時代の輝かしい経歴とプレースタイル
  • 早期引退の裏にあるバレーボールへの葛藤と真実
  • 不妊治療や病気の経験から生まれた人間的な魅力
  • 現在のスポーツ界を変える指導者としての活動内容
目次

益子直美の経歴にみるバレーボール選手としての魅力

ここでは、益子直美さんがバレーボール選手として駆け抜けた時代の経歴について詳しく解説していきます。アイドル的な人気を博した高校時代から、社会人チームでの活躍、そして若くして引退を決意した背景にはどのようなストーリーがあったのでしょうか。

若い頃の身長や体重などのプロフィール情報

1980年代、女子バレーボール界に彗星のごとく現れた益子直美さんは、その実力だけでなく愛らしいルックスでも大人気でした。まずは彼女の基本的なプロフィールから振り返ってみましょう。

益子直美(ますこ なおみ) 生年月日:1966年5月20日 出身地:東京都葛飾区 血液型:A型 現役時代の身長:175cm 現役時代の体重:約58kg(※資料による推定)

身長175cmという恵まれた体格は、当時の女子選手としては大型の部類に入ります。東京都葛飾区の下町で育ったことから、メディアやファンの間では「下町のマコちゃん」という愛称で親しまれました。この愛称には、エリート街道を進みながらもどこか親しみやすい、彼女のキャラクターが反映されていたように感じますね。

共栄学園で活躍した現役時代のプレースタイル

益子直美さんの経歴を語る上で欠かせないのが、共栄学園高等学校時代のエピソードです。当時、女子バレーボールといえば「守備と粘り」が主流でしたが、益子さんは高校生にしてバックアタックジャンピングサーブといった攻撃的な技術を取り入れていました。

特に高校3年生の時の「春の高校バレー」での活躍は伝説的です。当時無敵を誇っていた八王子実践高等学校を決勝で苦しめ、準優勝を果たしました。

管理バレーの象徴だった八王子実践に対し、自由で攻撃的なスタイルで挑む共栄学園と益子さんの姿は、多くのファンを魅了しました。単なるアイドル選手ではなく、技術的にも時代の最先端を行く選手だったことがわかります。

全日本選出とイトーヨーカドーでの優勝記録

高校卒業後はイトーヨーカドーに入社し、日本リーグ(現Vリーグ)で活躍しました。1年目から新人賞を獲得するなど、その才能はいかんなく発揮されます。そして特筆すべきは1990年の日本リーグです。エースとしてチームを牽引し、ついにイトーヨーカドーを初優勝に導きました。

当時の記録を見ても、最多スパイク打数や決定本数で上位にランクインしており、チームの絶対的エースとして攻撃の中心にいたことがわかります。

また、スパイクだけでなくブロックやサーブでも得点を重ねており、オールラウンダーとしての能力も高かったようです。全日本代表としても世界選手権やワールドカップに出場し、名実ともに日本のトッププレイヤーとして君臨していました。

早期引退の裏にあったバレー嫌いの苦悩

しかし、そんな順風満帆に見えたキャリアとは裏腹に、益子さんは1992年、25歳という若さで現役を引退します。周囲からは「まだできる」と惜しまれましたが、近年になって彼女は「現役時代はバレーボールが嫌いだった」と衝撃的な告白をしています。

彼女が嫌っていたのは競技そのものではなく、当時のスポーツ界に蔓延していた「暴力的な指導」や「勝利至上主義」でした。中学・高校時代から体罰や暴言が日常茶飯事の環境におかれ、「練習に行きたくない」「ぶたれないように今日をやり過ごすことだけを考えていた」といいます。

「オリンピックに行きたい」という言葉も、周囲の期待に応えるための仮面だったそうです。この早期引退は、燃え尽き症候群(バーンアウト)による、彼女なりの自己防衛だったのかもしれません。

夫との年の差結婚や子供と不妊治療について

引退後、タレントとして新たな道を歩み始めた益子さんは、プライベートでも大きな転機を迎えます。2006年、プロロードレーサーの山本雅道さんと結婚。なんと12歳の年の差婚としても話題になりました。

結婚後、益子さんは子供を授かるために不妊治療に取り組みます。42歳から45歳までの約3年間は仕事をセーブして治療に専念しましたが、トップアスリートとして「努力すれば結果が出る」世界で生きてきた彼女にとって、結果が約束されない治療の日々は精神的に非常に過酷だったようです。

最終的に45歳の誕生日に治療からの「卒業」を決断しました。「二人の人生を楽しもう」という夫の言葉が大きな支えになったといいます。この経験を通じて、彼女は自分の弱さを受け入れ、夫婦の絆を深めていきました。

※不妊治療やその影響には個人差があります。治療に関する詳細な情報や判断については、専門の医療機関にご相談ください。

心房細動という病気の発症と克服した経験

指導者としての活動を始めた矢先、益子さんの身体に異変が起きました。大学バレー部の監督として指導にあたっていた頃、ストレスから「心房細動」という心臓の病気を発症し、カテーテルアブレーション手術を受けることになったのです。

原因の一つは、監督として選手に対し、かつて自分が嫌だったはずの「怒る指導」をしてしまったことへの自己嫌悪とストレスでした。「怒りは自分自身の心身も蝕む」ということを身を持って体験した彼女は、これを機にアンガーマネジメントを学び、指導スタイルを根本から見直すことになります。病気の経験が、現在の活動の原動力になっているのですね。

※病気の症状や治療法については個人差があります。気になる症状がある場合は、必ず医師の診断を受けてください。

現在の益子直美の経歴と指導者として放つ魅力

ここからは、苦難を乗り越えて「改革者」として生まれ変わった現在の益子直美さんの活動と、その魅力について紹介します。彼女が提唱する新しいスポーツのあり方は、多くの指導者や親たちに気づきを与えています。

監督が怒ってはいけない大会に見る指導理念

現在、益子さんが最も力を入れている活動の一つが、「監督が怒ってはいけない大会(益子直美カップ)」の主催です。この大会のルールは非常にユニークで、試合中に監督は選手を怒ってはいけません。

【大会の特別ルール】 監督が選手に対して怒った場合、益子さん自身が「×(バッテン)」マークのついたマスクを持って注意に行き、監督に着用させます。

これは単なるイベントではなく、子供たちが萎縮せずに自律的にプレーできる環境を作るための社会実験的な試みです。「怒られるからやる」のではなく「楽しいからやる」という主体性を育むことを目的としています。

スポーツ界の暴力根絶に向けた現在の活動

益子さんは個人の活動にとどまらず、日本スポーツ少年団の本部長などの要職を務め、組織的な改革にも取り組んでいます。掲げているのは「NO! スポハラ(スポーツ・ハラスメント)」というメッセージです。

当初は「綺麗事では勝てない」といった批判もありましたが、時代の変化とともに彼女の主張は広く受け入れられるようになりました。2022年には社会貢献活動に取り組むアスリートを表彰する「HEROs AWARD」を受賞するなど、その活動は高く評価されています。

大学客員教授として伝えるスポーツの楽しさ

また、びわこ成蹊スポーツ大学の客員教授としても教壇に立ち、学生たちに自身の経験やスポーツマンシップについて伝えています。

彼女が重要視しているのは、相手やルール、審判を尊重する精神です。試合後の反省会でも「自分たちのダメだった点」ばかりを見るのではなく、「相手の素晴らしかった点」を称え合う文化を広めようとしています。「スポーツは本来楽しいもの」という原点回帰を促す彼女の教育は、次世代の指導者たちに大きな影響を与えています。

益子直美の経歴から学ぶ人間的な魅力とは

最後に、益子直美さんの魅力についてまとめたいと思います。彼女の最大の魅力は、自身の「弱さ(Vulnerability)」を包み隠さず開示する姿勢にあるのではないでしょうか。

「バレーが嫌いだった」「監督として失敗してしまった」「不妊治療がつらかった」といった、普通なら隠したくなるような経験を正直に語る姿に、私たちは深い共感を覚えます。そして、その失敗や挫折を糧にして、社会を良くするために行動し続ける強さも持ち合わせています。

まとめ:益子直美さんの3つの魅力 弱さをさらけ出すことによる圧倒的な共感力 批判を恐れずに改革を続ける行動力 「楽しさ」と「自律」を大切にする温かい指導理念

益子直美さんの経歴は、単なる元アスリートの物語ではなく、失敗から学び、変化を恐れずに自分らしく生きるためのヒントがたくさん詰まっていますね。

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