YouTube史上で最大の出来事と言われたヒカルやラファエル、禁断ボーイズが関わった『VALU』事件。どんな事件だったのか調査してみたいと思います。
ヒカルとVALU事件とは?
VALUとは、個人が株式会社のように疑似の株式をVAという名目で発行しビットコインにて売買できる仕組みの事である。
つまり、ゲームの世界に自分の分身を作るアバターのように自身の会社をネット上に作れるという事だ。
そうする事で、個人では難しい資金調達が簡単に出来るようになり、その個人(ヒカル)を応援したい人がVAを購入する事で支援できるという仕組みである。
もちろん疑似株式なので日々値段や価値の変動は起きてしまう為、支援ではなく投資目的でも購入できるという事だ。
ヒカルとVALUは何が問題だったの?
ヒカルはすべてのファンを裏切った?
ヒカルは当時、最も勢いのあるYouTuberだった。ヒカルの応援をしたいという人はもちろん、ヒカルを利用して儲けようという人がVALUに殺到した。
その勢いを加速させるようにヒカルは煽りに煽った。さらにSNSでも『明日一気にバリューで動く!』と発言。それに触発されたファンも盛り上がりをみせた。
一連の流れを経て、ヒカルが保有するVAの価値は爆上がりを見せた。どこまで上がるのか?購入者達も胸をときめかせただろう。
しかし、その瞬間。ヒカルやラファエル、禁断ボーイズは値段が吊り上がったタイミングで自身が保有するVAを売却。5400万以上の利益を出したという。
結果としては、ヒカルのファンや投資目的で集まった投資家は多額の損失を被った。その事で、純粋な気持ちで支援をしていたファンは落胆と怒りをにじませた。
ヒカルはVALU事件の後に休止を余儀なくされた
ヒカル、ラファエル、禁断ボーイズはどのような経緯があったかは不明だが、VALU事件は燃えに燃え、詐欺だと大炎上してしまった。
その事からヒカルは『無期限の活動休止』を発表。それから約3か月後に復帰を果たすが、詐欺師のようなレッテルがはれたヒカルの動画、チャンネル登録者数は激減(当時1カ月内で40万人が登録解除)。
BADボタンも現在は非表示にされた為、数字は確認できませんが、当時日本記録と言われた程多く押される結果となった。
ヒカルとVALU事件の真相とは?
ヒカルやラファエルは当時VAZという事務所に所属していました。現在は二人ともVAZを離れています。
2021年11月に撮影された動画の中で視聴者からの質問で『VALUをなんでしたのか?』と質問がされた。月日が経った事やVAZを離れた経緯も当時の気持ちを吐露した。
『案件』
実は、VALUは企業案件だったと話しています。
案件とは、個人や企業が自社が持つサービスや商品の紹介をする仕事の依頼の事で、有名人やインフルエンサーなど影響力を持つ人に依頼される仕事の事です。
簡単に言うと、ヒカルは企業から紹介して欲しいと言われて紹介したのがVALUだったのです。企業によってはセリフやエピソードも用意されている場合もあります。
この事件はどこまでの依頼があったかは不明です。しかし、その点も踏まえてヒカルは未熟だったと反省しております。
以上が、ヒカルとVALU事件の真相でした。分かり易く説明してみましたがいかがだったでしょうか。ヒカルについての記事はこちらからお読みください。